双極性障害の自己紹介
思えば子供の頃から自己紹介が苦手だった。
小学生、中学生、高校生、一度でもまともな自己紹介が出来たことなどあっただろうか。
私は双極性障害Ⅱ型である。
診断されたのは2021年のことだった。この年は散々な目にあった。多くの間違いを犯し、取り返しの付かないことをした。長らく自分はそれを受け入れられなかったが、つい先日寛解状態から突然再発悪化したことで、自分が死ぬこともある可能性も感じた。その時、一度だって自分は自分のことを誰かに伝えたことがあっただろうかと思った。自己表現は苦手だ。TwitterもInstagramも出来ない人間である。でももし仮に頭がおかしくなって死んでしまうくらいなら、一度くらい自分をひけらかしたっていいじゃないかと思ったのだ。そんな訳で薬を詰め込んだ頭で突発的にこんなことを書いている。
最近自分がよく分からなくなってきたので、冒頭に書いた通り、改めて自己紹介をしてみる。
私は普通の社会人である。別にエリートでもなんでもない。冴えない中小企業に勤めている。
学生の頃の特技は暗記。好きなことはショッピング、部屋の模様替え、ガチャガチャ、デザイナーズフィギュア、漫画、アニメ、映画鑑賞。好きな映画はホラー系、マーダーズ(初期)、ヴィジット、ミッドサマーなど。
漫画は薄花少女、コーポ・ア・コーポ、忍者と極道、チェンソーマン、ダブルなど。
たまに読む雑誌はNewton。好きな小説家は矢部嵩と福永武彦。
いま思いついたのはそんな感じだ。もっと他にもあればいいんだけれど。
これまで何かが続いたことはない。
今回が最終回かもしれないけれど、何かを書くということに意味があると思いたい。自分を公開するのは弱さである気がする。後悔する気もする。
ただ、やってみる事に意味があればいいと願う。せめて頭の体操くらいには。